詩を書いていたりします

時おり、詩のようなものを書いてきました。すみません。吐き出させてください。

お先に

会社あるいは学校に急ぐ途中
休日の急いでいない時でも
向こうからどなた様かが来られるなら
自分から避けよう自分から
思うのだが
心がけるのだが
情けなや僕の運動神経では
向こうが先に避けていたりするのだ

となるとまたも振り出し
いや時間を無駄にした分
事態は悪化している
もう一度避けよう
今度は逆方向かそのまま同じ方か
迷ってさらに距離も時間も詰められ
ゼロ
無音の衝突
ただし無言でもあるかどうか
そこはケース・バイ・ケース
「どけ」なんて言われたらこともあったしねぇ
女の子から

何のばちが当たってこんな事態
良かれと思ったことが
相手を思いやったはずのことが
でもまあそう言うなよ
向こうもこちらを思ってくれた証拠
一度は避けてくれたわけだ
一瞬でも気づかってくれたわけだ
少なくともそれは良しとしようや
痩せ我慢でも
いやぜいたくじゃないですか



引き継ぎは進んでいません全く
やれ上司は思っているでしょう
仕事を握りこむ奴
勝手に残業を増やす奴
お言葉ですが
事は相手のあることで
なかなか受け取ってもらえないんですよねえ
素直に
会社の方針だったのに
会社の方針だったはずなのに
業務命令すら出ていたのに
出したのはあなただから覚えているでしょう



脱線してしまった
避け損なったということかこれは
いやとにもかくにも下手なんだ僕は
道の譲り方
譲るということ

実母が言う
「負けるが勝ち」
この息子はまだ何も言っていないのに



でもね母さん僕だって
何でもかんでも譲るわけじゃないし
遠慮しいしいでは何も進まないし
ただ

よく靴ひもがほどける
立ち止まるにはいい口実か

                                                    2018.1.10






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