詩を書いていたりします

時おり、詩のようなものを書いてきました。すみません。吐き出させてください。

許しなどと

許しなどない
はじめから
終わりまできっと
お前からそんなもの受け取りたくないし
僕も持っていないものは渡しようもないぜ

悪気はなかったでは済まない
でも悪気がなかったことは認めてあげましょう
何をばかな悪気はなかったでは済まないと
言ったばかりじゃないか

悪気はなかったでは済まない
何度でも言ってやるぞ
そちらも何度でも言うがいい
こっちはもう慣れてきたよ

だんだんわかってきたぞ
神様だって許してないのさ
「許し合いなさい
許されたかったらまず自分から相手を許しなさい
神の子を救世主を行かせます
あなたたち人間の罪は彼が償ったものとして
あなたたち人間の罪を許します」
なんてまどろっこしい
なんて手の込んだことを
つまりは許していないんでしょう

許しなどない
はじめから
終わりまできっと
僕には許せない奴がいる
僕を許せない奴もいるだろう

今さら驚きもしないが
少し言わせてもらおうじゃないか
許すという行為に傲慢さが潜んでないか

                                                        2018.1.10

 

 

 

 

 

 

 


予約投稿です。

苛立ちに任せて、書き散らしたものです。

これが掲載される頃には、私の感情もほぐされているか、どうか。


 

 

 

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8の字の道

 

例によって、なんの関係も無い写真。
カリグラフィーというものだそうです。その展示会で撮影させてもらいました。