詩を書いていたりします

時おり、詩のようなものを書いてきました。すみません。吐き出させてください。

仕事が無くなる時

してくれ
と言われたからし
し続けてきた
しなければならない
しなければ迷惑がかかる
しなければ困る人が出てくる
ことになる
そう心配して続けてきた
そんな仕事があった

ある日言われた
「実は
しなくてもいいんです
しなくてもよかったんです
しなくても誰も困らない」

なるほどね
ついでに言えば
だますつもりはなかったわけですね
こちらが勘違いしただけだと言いたいのですね
それを言わなくても気づけと言いたいのですね
でなければ
「そんなこと言ったっけ」
「そんなこと前の人が言ったかもしれない
けど今は違います」
と言ったところでしょうか
あるいは
「それで給料を受け取ったのだろう
文句があるならそれを返せ」
なるほどそれはできない
もう胃袋の中だから
こんなところに書くのが関の山

「はっきり言わないと分からないようなら
言ってやる
そもそもお前は仕事なんかしていなかった
お前がしていたのは作業
ルーティーンな作業
作業は仕事ではない
作業と業務と仕事は違う」
なんてはっきり言われるのはこちらだって嫌
となるとやはり言われなくても気づくべきか

あんなにしてきたのに
自分の時間を削ってまで残業して
他人が楽しそうだと羨んで妬んで
他人が楽しているのではと疑って
それを態度に出して喧嘩して
何一つ納得していないまま折れて
言いたいこと一つも言わないまま折れて
卑屈に見られることを覚悟の上で折れて
見抜かれていることを覚悟の上で折れて
自分を折ってまで仕事してきたのに

それは
つもりになっていただけ
仕事をしたつもりに
それは
自分だけではない
自分で折れていたのは
それは
勝手に折れただけ
頼まれてもないのに
勝てない喧嘩の言い訳
仕事が無くなるのはただ単に負けたからか

「しなくてもいいんです
とりあえずそれは
ほかがどうかは知りません
ほかにあなたにしてほしいことがあるのか
ほかにあなたがするべきことがあるのか
それは自分で探しなさい」

そうですね
探すべきですね自分で
分かりました出発します
探しに行きます
見つかるまで
もう探せないと知る時まで

                                                           2018.1.19

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、会社の創業祭に出席しました。

家族も連れていかず、私一人だけの出席です。

面識のある人たちと二言、三言ずつ会話しただけです。

楽しめませんでした。

 

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ふうせんかずら