詩を書いていたりします

時おり、詩のようなものを書いてきました。すみません。吐き出させてください。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

お先に

会社あるいは学校に急ぐ途中 休日の急いでいない時でも 向こうからどなた様かが来られるなら 自分から避けよう自分から 思うのだが 心がけるのだが 情けなや僕の運動神経では 向こうが先に避けていたりするのだ となるとまたも振り出し いや時間を無駄にした…

黙秘犯

何か意見はありませんか そう 意見がないなら問題もないよね ええまあその はっきりしないねえ はっきりさせたら角が立つんですよ 問題解決どころか問題ないところにまで ヒビが入るんですよ 我慢するのかい 我慢してますよ得るものもありますから 受け取っ…

胸ポケットからの主張

胸ポケットというものは、物を入れるためではなくて、ファッションの都合。お飾りだそうな。 でも入れよう。 ハンカチをちらつかせたりキザなことをするわけじゃない。すぐ使うシャーペンとか、実用性から入れているのだ。使えるものを使っただけ。それをな…

かっこわるいシャツを着よう

このかっこわるいシャツを着よう だぼだぼずんだれて やぼったい しまりのない このかっこわるいシャツを着よう かっこよく なんてしたくてもできないね かっこよかった時代 なんてこの人生にどれくらいあったのか(なかったか) 無理は無理 不自然は不自然 …

秘密なんて

秘密なんて かくれんぼみたいなもんじゃないかな 隠し事っても言うし 気にして探してもらえるうちが華 見つかれば明かされればおしまい それもまずいけど 探されなくなったら忘れられたら それも興ざめ 本当は知ってほしいんだよ 分かってほしいんだよ こっ…

男よ辱しめを受けろ

男よ辱しめを受けろ 辱しめを受け止めろ 諦めろとは言わない 諦めてただこらえろなどとは言わない こらえながら考えろ 考えてくれ 考えることを無駄と思えば それこそお前の敵の思う壺 男よ辱しめを受けろ 辱しめを受け止めろ 笑われても 軽蔑されても死ぬほ…

始める

頼んでいない 頼まれていない 思い違いでも忘れたふりでもなければ 妄想しているわけでもないだから 百も承知だろう 頼んでいない 頼まれていない 頼まれてもいないのに君は それをしている そうかそうだよね 君を責めているわけではないんだ 僕だって僕がし…

孤読

孤を描く 円に成らず 孤独な誤読 そもそも探すべきものを知らない 自問 愚問 神問? 仕方ないせめて 腹ごしらえしたら読書しよう 2018.1.7

変化など

ほら書類がまわってきたぞ さては自分よ 変化が嫌いなんだな だってそうだろう どれだけ手間がかかると思ってるんだよ 変化を楽しめだって とてもじゃないがそんな気持ちのゆとりはないぞ でもここまで来たんじゃないか 叱られ尻叩かれて仕方なくだとしても …

あたりまえの予言

「不安な時間が続くでしょう 確信はなかなか得られないでしょう これだと思っても しばらくすればまた拙いものに見えるでしょう 挙動不審になるでしょう 自分が恥ずかしく許せなくなるでしょう 人恋しくて つきあいが煩わしくなるでしょう 自分を狂っている…

歩く

立ち止まったらもっと疲れる と知っているのに 誰かが憎いだなんて まだ余裕がある証拠か僕の場合 憎むなとは言わない さんざ歩き回れば頭も冷やされるか 止まって考えるより 歩きながら考える方が 誰かが言ってたし 何回も試したから知っているだろう 歩い…

スケジュール

指が痛い 手帳にスケジュールを書く指が痛い 未来など 神様しかご存知ない 子供の時に教えられたのに 手帳にスケジュールを書く指が痛い 人差し指が痛い特に 僕の握り方が悪いんだろうけど シャーペンなんて持つもんじゃないな でもやっぱり未来は分からない…

我が事

寝つけぬ夜の寝言 聞こえるように独り言 返事を得るまで繰り言 気持ち隠して戯れ言 気づいてほしくて隠し事 大きいつもりの悩み事 地に足つけずに絵空事 自分次第の願い事 気づかうふりして他人事 自分でやらずに頼み事 自分は汚さず綺麗事 ついてきてくれた…

ノート

ひどいノートとは 悪いノートとは 字が汚いノートじゃないよ 書かれていないノート 書いたふりが書かれたノート 書いたふりしか書かれていないノート 書いた後で見ないノート 書いた後で開かないノート 書いた後で書き足さないノート ノートがあるってことは…